特集
建設技能労働者の処遇改善の本格化へ
―鹿島建設中部支店 片山豊支店長に聞く―
技能労働者の高齢化が進み、大量離職の危機に直面している建設業界。日建連の推計によれば、10年後には100万人以上の技能労働者が離職すると言われており、技能労働者の確保・育成は喫緊の課題である。それを補う若手人材の確保が思うように進まない背景には、建設業がいわゆる「3K」職場であることに加え、賃金をはじめとする処遇の低さがその要因となっている。 そんな中、鹿島建設株式会社中部支店が、若手技能労働者の確保に向け、賃金改善や休日拡大、職場環境改善に向けた本格的な取組みに着手した。そこで今回は、鹿島建設中部支店の片山豊支店長に、その取組み内容について話を聞いた。 (編集部)
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